欧州のレアアース価格をめぐる誤謬
過去12か月間、中国国内での価格の二極化に加え、中国国外での価格下限の出現、さらには欧州の仲介業者による天文学的な高値提示が相まって、いくつかの重要な希土類元素について、実際の相場水準をめぐる混乱がさらに拡大している。
この混乱は、取引量がごくわずかであるにもかかわらず、仲介業者による異常値の価格水準を主流であるかのように誤って伝えている価格報告機関によって、さらに悪化している。
少なくとも1件の事例において、実際の取引高に基づく市場価格の何倍もの水準にあるこうした異常な価格データが、IOSCOの認証を受けたコンサルティング会社によって「最終的な実現可能性調査」に使用された。この件は、当該企業の専門性だけでなく、IOSCO認証そのものの妥当性にも疑問を投げかけるものである。